わたしが【 存在と現象の法則 】を知ってから
実践するようになった食事スタイル。
それは、‘オリエンタルヴィーガン’
最近、少しずつ‘ヴィーガン’という言葉が
飲食店やスーパーなどの商品で見かけるようになりましたが、
まだまだ一般的には広く認識されていないようです。
‘ヴィーガン’とは、肉や魚、卵、乳製品など
動物性のものをいっさい口にしない
完全菜食の食事スタイルのこと。
さらに、‘オリエンタルヴィーガン’は、
完全菜食に加え、五葷(ごくん)も口にしません。
※五葷(ごくん)とは
にんにく、にら、らっきょう、玉ねぎ、ねぎ(ネギ類)
などの野菜をいいます。
では、なぜわたしは動物性のものを口にしないのか?
動物は、感情も(痛みなどの)感覚もある
霊的な存在(半霊半物質)だからなんですね。
そして、動物は人間の意識の中で
つながっているんですよ。
‘意識の中でつながっている’とは、
どういうことかというと、‘わたしはあなた’で
‘あなたはわたし’であるということ。
では、ここで自分の左手を見てみましょう。

たとえば、指の付け根から上は、
物質次元の世界だと仮定します。
指の付け根から下にある手のひらは、
霊的次元である意識の世界だと仮定しましょう。
人差し指から小指にかけて4本の指に、
それぞれ人間、動物、植物、鉱物を当てはめてみます。
手のひらは、人間、動物、植物、鉱物の
意識だと仮定します。
人間、動物、植物、鉱物は、
目に見える物質次元の世界から見ると、
それぞれ離れて見えますね。
いっぽうで、目に見えない霊的次元である
意識の世界から見るとどうでしょう。
人間、動物、植物、鉱物それぞれの意識だと
仮定した手のひらの部分は
全てつながっていますよね。
だから、動物の命をうばうことは、
見えない意識領域でつながっている自分の命をうばうこと。
動物を食べるということは、
‘共食い’をしているということ。
共食いというよりも‘自分で自分を食べる’
という表現に近いかもしれません。
それなら、「植物は食べてもいいのか?」
という疑問が出てくるでしょう。
植物には、自己犠牲的な意識があります。
そして、人間や動物など動くものに対して
「自分たちをうまく活用してね!」という意識が
はたらくので、植物を食べても問題はないんですね。
これを読んで、もし仮に今あなたが動物性食品を
食べていたとしても自分を責める必要はありません。
自分を責めると、その内面意識が外側の世界に
映し出されて、他人が自分を責める現象を
表出してしまいますからね。
それでは、‘なぜ動物を食べないほうがいいのか?’を
別の観点から説明します。
牛、豚、鳥などの動物は、人間の食用にされる肉として
加工されますよね。
その動物たちは、加工される前(つまり、
亡くなる直前)まで恐怖や不安などを感じているんです。
でも動物たちは、しゃべることができないので、
多くの人間は動物たちの感情や感覚などを
なかなか理解できません。
大量生産される現代では、このような動物たちは
食肉にされるため、流れ作業でいやおうなしに
命をうばわれていきます。
こうして加工された肉には、命をうばわれる直前まで
感じていた恐怖や不安、人間に対しての怒り、また
自分がおかれている状況に対してのあきらめや
悲しみなどの意識情報が残っているんですね。
そして、その肉を人間が食べると、肉に残った
ネガティブな意識情報を取り込むことになり、
結果、‘意識アタック’が起きてしまうんですよ。
そうすると、目の前に何もトラブルやアクシデントが
無いにも関わらず、漠然とした不安や恐怖、心配などを
感じやすくなるんです。
たとえば、ネガティブ思考の人間が
いくら前向きになろうとしても、動物性食品を
食べていれば、ネガティブな意識情報を
取り続けることになり、前向きな思考になりにくいんですね。
そして、そのようなネガティブな意識状態でいると、
人間は内面意識を外側の世界に映し出す役割を
担当していますから、ネガティブな意識状態そのままを
外側の世界に映し出してしまいます。
そうすると、いじめ、家庭不和、犯罪、戦争などの形で
辻つま合わせ的に現象化されてしまうんですね。
そして、その身の回りのネガティブな出来事や環境に
影響されると、さらにネガティブな意識の負の連鎖が
はじまってしまいます。
このようにして、ひとりひとりの環境が
ネガティブになっていくと、それが集合意識に
反映されて、ひいては社会全体にまで広がっていく。
だからね、肉食というのは動物愛護のワクでは
おさまらない重大な問題をはらんでいるんですよ。
動物を食べることによって、自分の精神に影響があり、
最終的には世界全体にまで影響をおよぼすことになるんです。
ちなみにですが、
(顆粒も含めて)魚だしやビーフエキスなど、
動物性のだしやエキスもわたしは使いません。
魚を食べ続けると、‘群れていたい’、
‘つながっていたい’という意識情報を
取り込むことになり、自立心が養われにくくなってしまいます。
だしやエキスなどにも、これまで説明してきたような
ネガティブな意識情報が含まれていますので、
わたしは料理に使いません。
今まで色々と書いてきましたが、
いかがでしたでしょうか?
食べ物が人間の意識に大きく関係しているということを
理解し、動物性の食事をしない人たちが増え、
人間の意識の一部でもある動物たちを搾取しない
やさしく平和な社会になればと心より願っています。

