“カミ”という言葉。
これほどひとりひとりの解釈が
違う言葉はないかもしれません。
創造主のことを“カミ”と呼ぶ人もいれば
神社にまつられている存在を“カミ”と
呼ぶ人もいるでしょう。
ちなみに神社にまつられている存在は
単なるエネルギー体（意識体）であって、
創造主ではありません。
では、創造主について
あなたはどんなイメージをもっていますか？
ヒゲの生えた仙人のようなおじいさんを
思い浮かべますか？
それとも、きれいな女神様を思い浮かべますか？
人間はどうしても物質的観点に偏りすぎるので、
目に見えないものも擬人化してしまう傾向が
あるんですよね。
実のところ、宇宙根源の創造主というのは、
わたしたち人間の世界でたとえるなら
全体をつかさどるシステムのようなもの
なのです。
そのようなワケで、
創造主は人間のような姿かたちが
あるのではなく、言葉をしゃべることは
ありませんし、感情などもありません。
そして、わたしたち人間を慈悲深く
見守ってくれている存在でもありません。
創造主の立場からすると、人間に対して
（あえて人間的に表現するならば）
「物質世界という環境を用意したから
あとは自由にこの世界を体験してね！」
という感じです。
だからね、創造主は人間から見たら、
たんたんとした無機質な存在に
映るかもしれません。
世間では、創造主は何でも叶えてくれる
魔法使いのような存在だと誤解している人も
いますが、実際はそうではありません。
なかには、パワースポットと称して
神社に行って神と呼ばれるエネルギー体に
願いごとを叶えてもらおうとする人もいます。
これは、
あやかる意識、他からうばう意識から
きているんですね。
このように、自分以外のものからエネルギーを
もらおうとか自己不足感を持ったままだと、
自分の内奥にある真のエネルギーを
使いこなすことができません。
目に見えるもの・物質中心の思考だと
どうしても自己不足感を持ちやすくなります。
なぜかというと、“物質は有限”だからです。
逆を言えば、“エネルギーは無限”なんですよ。
自分の中の真のエネルギーを使いこなすには
思考を物質中心から意識（エネルギー）中心に
変える必要があります。
真のエネルギーを使いこなす素質は、
わたしたちひとりひとりに備わっています。
あなたは、自分の中に埋もれている
宝石を見つけることができますか？
神・創造主とは？
